現在話題となっているUAV（ドローン）は防災分野や施設点検、土木工事の施工管理など多方面で活用され始めています。自然環境、動植物の調査や保全の分野ではまだ実績が少ないものの、今後様々な場面で活用できる新しい技術、調査方法として大きな可能性が期待されます。

一方、最近ドローンに係る事件・事故が散見されることから、安全に飛行させる技術や体制の早急な確立が求められています。

このような背景から、以下の各事項の取り組みを通じて、環境分野、特に自然環境分野におけるUAV（ドローン）の活用を普及させるため本研究会を設立いたしました。

バーズアイ・リサーチ研究会では、次のようなテーマに取り組んでいます。

・環境分野におけるUAV（ドローン）活用技術の開発

・環境分野におけるUAV（ドローン）活用技術の標準化

・環境分野におけるUAV（ドローン）活用の啓発、普及

・UAV（ドローン）操縦技能の認定（操縦時間の証明書発行など）

・UAV（ドローン）活用に係る技術に関する継続教育

・UAV（ドローン）の安全運用に資する活動

・UAV（ドローン）に関する最新情報の収集と発信　　　　　　ほか

◆2022年

12月14-15日　「第3回ドローン競技会」（栃木県鹿沼市ニューサンピア栃木）を開催
12月16日　「第2回技術交流会」を開催

◆2021年

12月13日　サイトテック株式会社様にて技術見学・講習会を実施（山梨県見延町）
12月14日　「第1回技術交流会」を開催（静岡県富士市文化会館）

◆2020年

11月20日　書籍「ドローンによる撮影・リモートセンシング技術とビジネス活用」に寄稿

◆2019年

1月23日　環境アセスメントセンター主催の技術セミナーにて｢自然環境分野におけるUAV（ドローン)の活用｣を発表（愛知県名古屋市中区栄）
11月18-19日　｢第二回BERドローン競技大会｣を開催（静岡県沼津市ニューウェルサントピア沼津）
12月5日　JEAS第15回技術交流会にてポスターと実機等の展示発表（東京都千代田区神田）

◆2018年

3月1日　会員間におけるDJI社製ドローン及びカメラのレンタルに係る規定案の制定
4月27日　｢第一回BERドローン競技大会｣を開催
5月1日　雑誌｢国立公園NO.763｣に記事｢国立公園における自然環境調査での無人航空機(ドローン)の活用｣を掲載
7月　雑誌｢Birder7月号｣に記事｢見えないものを調べる道具～鳥調査の最新グッズUAV(ドローン)を｣を掲載
11月　｢マルチスペクトルカメラの実証実験｣の実施
11月10日　雑誌｢子供の科学｣12月号に記事｢地球を守るテクノロジー｣を掲載
12月10日　会員間におけるDJI社製ドローン及びカメラのレンタルに係る規定の施行

◆2017年

2月4日　第4回自然環境保全公開セミナー「近年、生物や環境調査に用いられている技術の現状と今後｣にて発表
3-4月　ドローンスクールの開催
6-9月　会員各社 国土交通省包括申請の実施
11月7日　環境アセスメントセンター主催｢技術者向けドローン講座｣の開催
12月4-5日　｢赤外線サーモカメラの実証実験｣の実施（栃木県）
12月8日　NPO法人野生生物調査協会第13回シンポジウムにて｢赤外線サーモカメラの実証実験｣ の 一部を発表
12月　雑誌｢国立公園｣で｢赤外線サーモカメラの実証実験｣の一部を掲載

◆2016年

3月21日　日本生態学会 第63回仙台大会 自由集会口頭発表
11月23日　渡良瀬湧水池における実証実験・テストフライト
12月　雑誌｢生活と環境｣12月号(一般社団法人日本環境衛生センター刊）に記事｢自然環境でのUAV活用を目指すバーズアイ・リサーチ研究会｣を掲載

◆2015年

小型回転翼機安全運用規定ver.1.1の策定
6月26日　第1回技術講習会（東京農業大学 世田谷キャンパス）
7月26日　第1回合同飛行練習会（千葉県松戸市 江戸川河川敷）
8月27日　棚田におけるテストフライト（静岡県浜松市 久留女木棚田）
8月27日　ドローン映像を使ったオルソ写真、３D画像作成ワークショップ（国民宿舎奥浜名湖）
9月10-11日　応用生態工学会 第19回郡山大会 ポスター発表
12月21-22日　ドローンを使用したガン・ハクチョウ類の調査（宮城県伊豆沼）

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